忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

ハイパープロジェクション演劇 ハイキュー 初演 感想

画像は初演ではない。2015年。通称ハイステ。

第一作目を見た。主演はあの須賀健太

須賀健太といえば私の中では『人にやさしく』

俳優みんな若くてかっこよかったドラマ。

スリーピース懐かしい。



須賀健太の演技はさすがだった。テレビで活躍する人は舞台でも演技が上手い。

いつのまにか2.5次元界隈に来てたんだな。

ハイパープロジェクションの名の通り、プロジェクションマッピングがこれでもかとふんだんに使われている派手な舞台。

ハイキューはアニメを数話見ただけで、深くはストーリーを知らない。

それでもストーリーは原作をなぞっていたからベースさえ分かれば楽しめた。

ありきたりなストーリーではあるけど、少年漫画特有の青春感があって熱い舞台だった。



映画 美少女戦士セーラームーン R 感想

ネタバレあり。

最後の10分だけでぼろぼろ泣ける映画。

タキシード仮面こと地場衛が子供の頃に出会った宇宙人とセーラームーンこと月野うさぎたちが戦う話。

宇宙人は魔の花に魅入られ、自分を孤独から救ってくれた地場衛を地球人から救うためにセーラームーンたちを攻撃する。



宇宙人は地場衛が地球人のせいで孤独になっていると思い込んでいた。

子供の頃に薔薇の花をくれた地場衛を慕っていた宇宙人だったが、実はその花を贈ったのは月野うさぎだった。

それを知った宇宙人は絆されて消滅する。

地球へ向かう隕石の軌道を変えるために、命と同じ銀水晶を使って命を落としたうさぎに、宇宙人は命のエネルギーを分け与え、うさぎは生き返った。

うさぎと他のセーラー戦士たちとの友情が泣ける。

それぞれ孤独を経験していて、決して宇宙人の言うように孤独を知らないわけではなかった。

孤独だったのをうさぎが救っていた。

言ったでしょ、みんなを守るって。と言ったうさぎはちびうさの言うようにみんなのママだと思った。

いつも子供っぽくて、みんなに世話されてるようなうさぎだけど、支えてるのはうさぎなんだとよく分かるエピソード。

何度見ても泣ける映画。笑えることろは笑えて、セーラームーンは不朽の名作。

麻布十番に行きたくなる。

ドラマ 11人もいる! 感想

ネタバレあり。

宮藤官九郎脚本の2011年のドラマ。

萩尾望都の11人いる!のタイトルパロディだと思われる。

あらすじ
11人家族のお話。

父、母、子供8人+元妻の幽霊 1人

元妻は元ストリッパーで7人の子供の母。

末っ子の さいご だけが今の母の子供。

さいごにだけ、幽霊の母が見える。



父親はカメラマンだがデジカメがなくて仕事がなかなかなく、母はカフェを経営してるがお客さんが来ない。

長男のかずおは一家のためにガソスタとゲイバーで働く。

そんな家族を見守る幽霊のメグミ。

かずおは神木隆之介、さいごは加藤清史郎、父は田辺誠一、母は光浦靖子、父の弟は星野源、長女は有村架純と豪華。

この頃の有村架純は可愛い。

星野源は劇中歌『家族なんです』も歌ってる。



ギャグが面白い。神木隆之介光浦靖子が最高。星野源も演技が上手くて驚いた。

次女がオーディション応募したときの対抗馬が有村架純に似てた。

佐藤二朗高橋一生も出てくる。皆川猿時という人も有名らしい。

オープニングが好き。

衝撃の事実が後半で出てくる。

浅草デートで涙が出た。上野駅近くでも撮影してた。

すごく面白いドラマだったのだけど、最終回だけが微妙だった。

ラストの結末は、大家族としてテレビに出て、それまで笑って見ていた大家族が逆の立場になってその様子を見ていて、父親がびんぼくせ!とテレビを消す。

こんな終わり方かと驚き。ブラックユーモアか。

うちは貧乏じゃない!て主人公たちが言い続けていたのを、最後に否定する形。



クドカンは何が言いたかったのか。

側から見たらどう見ても貧乏人だけど気にするなってことか?

クドカンコロナウイルスにかかったけど退院できて良かった。

映画 花の子ルンルン こんにちは桜の国 感想あらすじ

ネタバレあり。

1979年のアニメが1980年に映画化。

環境問題に訴えた社会派アニメ。

上野公園や京都が桜の名所として出てくる。

昔のアニメは上野や浅草がよく出てくる。

ルンルンが敵役の女の子トゲニシアを桜よりブスって言ったり結構辛辣。



トゲニシア、技を出したあとなぜか顔がしわくちゃになった。

調べによると、技を出すと1週間しわくちゃになるらしい。

ルンルンは12歳でトゲニシアは15歳。

ルルルン、ルンルン、ルルルン、ルンルン
ルルルン、ルンルンルンルン♪

の歌だけ知ってたアニメ。

桜の美しさに嫉妬して桜を枯らすトゲニシア。

最後は着物着て日本美人になったルンルンが貴女は醜い!とトゲニシアを撃退する。

野ブタ。をプロデュース ドラマ 1話、2話 感想

ネタバレあり。

15年越しに見たかったドラマを見る。

2005年のドラマ。当時流行っているのは知っていて、歌も好きだったけど見てなかった。

青春アミーゴ

修二と彰

エンディングだけは見たことがあった。CGのブタ。



主演の3人のうち、本当に高校生と言える年齢だったのは堀北真希だけ。幼い。

亀梨和也のかっこよさがわかった。

山Pはこの時二十歳で一番歳上。

演技がIWGPのキングを思わせる。出演してたね。

窪塚洋介は唯一無二の俳優。

あらすじ
いじめられている信子を人気者の修二と、社長の息子でボンボンの彰が影で人気者にするためプロデュースする。

芸名として野ブタと名付けた。

水をかけられたり机にしねと書かれたり、酷いいじめに遭う信子。

その度に2人が助ける。

主要いじめメンバーの他に、野ブタをいじめてる女がいる。

誰か分からないまま、文化祭が近づいて来た。



彰が飄々としてぽんとお金を出して、解決してしまうのが面白い。

自分が高校生のとき見たかったな。

修二が芸能人の人気が出るのはプロデュースされているからだ、と言っているのが皮肉が効いてた。

映画 海月姫 感想あらすじ結末

ネタバレあり。

主演 能年玲奈

今はのんに改名してる。

能年玲奈って響き好きだったんだけどな。

漫画が大好きで映画もやっと見た。次はドラマを観たい。

漫画はもう完結してる。

蔵之介大好きだった。

ノイタミナのアニメも見てた。

漫画だと結構色々あって、海外行ったりもする。

映画の結末は、天水館でファッションショーをして、開発が中止になって、ドレスの注文が殺到して、ジェリーフィッシュっていうブランド名に決まったってところで終わり。



漫画に忠実で、ドレスも可愛かった。実写でより可愛くなってて感動した。

最初はどう見ても男だろと違和感のあった菅田将暉の女装も、最後の方は可愛く見えてきた。

足がめちゃくちゃ美脚。

ドラマの方の蔵之介はさらに美人に見える。

映画の主役の能年玲奈の透明感が素晴らしかった。

メガネで三つ編みをしてると確かにモサく見えるのに、メガネをとって髪を下ろすと本当に美少女になった。

こんなに変わるのかと。

他のキャラもそうだけど、背筋を伸ばし、髪や服装を整えるだけで劇的に変わる。

能年玲奈にしか出来ない役だと思った。ドラマの方はまだ見ていないから分からない。



学園ものではないのに、確かに青春を感じた。

希望と純粋な恋愛が見れる良い映画だった。

映画 MAMMA MIA! マンマ・ミーア!感想あらすじ結末

ネタバレあり。

ずっと観たいと思っていた映画、マンマ・ミーア!

楽しい映画だった。

あらすじ
島で母子家庭の娘が結婚する。

娘は母の日記を見つけて、3人の父親候補がいることを知り、結婚式へ招待する。

誰が父親かは、母本人にも分からない。

娘は会えば誰が父親か分かるだろうと思うも、結局わからず。



最終的にバージンロードのエスコートは3人全員が参加することに。

そのうちの1人は母にプロポーズし結婚、もう1人はゲイ、もう1人は母の親友と結ばれた。

娘は結婚を延期し、夫となる彼と世界へ旅に出る。

ラストはダンスをして終わり。



女性にとっては前向きになれる映画だと思う。拗らせたミソジニストにはムカつく映画かも。

歳をとってもまだまだ恋愛できる、若い男にも愛される、女性が前向きに生きるお話。

親友たちと忖度なく付き合っている様子が清々しい。

整形でしょ!と面と向かって言ったり。



ABBAの歌がたくさん流れて楽しい。

原曲を聴きたくなる。

冒頭の、娘とキラキラ輝く海が美しく感動した。

娘役はアマンダ・サイフリッド。若々しく美人だった。

母役はメリル・ストリープ。何の役でも演じられる、流石の女優。

続編のヒア・ウィー・ゴーでは母の過去の恋愛が描かれていて観てみたい。