ネタバレあり。
宮藤官九郎脚本の2011年のドラマ。
萩尾望都の11人いる!のタイトルパロディだと思われる。
あらすじ
11人家族のお話。
父、母、子供8人+元妻の幽霊 1人
元妻は元ストリッパーで7人の子供の母。
末っ子の さいご だけが今の母の子供。
さいごにだけ、幽霊の母が見える。
父親はカメラマンだがデジカメがなくて仕事がなかなかなく、母はカフェを経営してるがお客さんが来ない。
長男のかずおは一家のためにガソスタとゲイバーで働く。
そんな家族を見守る幽霊のメグミ。
かずおは神木隆之介、さいごは加藤清史郎、父は田辺誠一、母は光浦靖子、父の弟は星野源、長女は有村架純と豪華。
この頃の有村架純は可愛い。
星野源は劇中歌『家族なんです』も歌ってる。
ギャグが面白い。神木隆之介や光浦靖子が最高。星野源も演技が上手くて驚いた。
次女がオーディション応募したときの対抗馬が有村架純に似てた。
佐藤二朗や高橋一生も出てくる。皆川猿時という人も有名らしい。
オープニングが好き。
衝撃の事実が後半で出てくる。
浅草デートで涙が出た。上野駅近くでも撮影してた。
すごく面白いドラマだったのだけど、最終回だけが微妙だった。
ラストの結末は、大家族としてテレビに出て、それまで笑って見ていた大家族が逆の立場になってその様子を見ていて、父親がびんぼくせ!とテレビを消す。
こんな終わり方かと驚き。ブラックユーモアか。
うちは貧乏じゃない!て主人公たちが言い続けていたのを、最後に否定する形。
クドカンは何が言いたかったのか。
側から見たらどう見ても貧乏人だけど気にするなってことか?
クドカンはコロナウイルスにかかったけど退院できて良かった。