ネタバレあり。
1991年
全11話
言わずと知れた超有名ドラマ。原作は1998年に連載を開始された漫画。
漫画を実写化することに批判的な人も多いが、大成功のドラマ。
今年、2020年にドラマがリメイクされている。
サムネからして元祖ドラマの方が魅力的だけど、今度気が向いたら見てみたい。
みんなわっかい。中山秀征もめちゃ若い。
みんな髪の毛がきっちりまとめられてて清潔感がある。みんなさっぱりした顔立ちで綺麗。
ワンシーンワンシーンがきゅんきゅんしたり笑えたり楽しい。
登場人物
織田裕二 永尾完治
スポーツメーカーの社員
鈴木保奈美 赤名リカ
完治の同僚
関口さとみ 有森也実
保育士
部長
リカの元カレ
完治、さとみ、三上は同級生。
相関図
完治→さとみ←三上←尚子
↑
リカ←部長
1話
始まってすぐにラブストーリーは突然にが流れる。
愛は勝つが背景で流れる。
同窓会で再会。
関口は三上が好き。
三上は赤名が好きそう。
完治は関口が好き。
好いてくれる完治のことは好きになれずにチャラ男の三上を好きになるのがリアル。
電話番号教えて！で家電なのが驚き。
家電の子機がでっかい。地下鉄はちゃんとあったんだと思った。
三上は医学部。
三上が関口にキスした。それを完治が見てしまう。
その後、リカが完治に告白してキスした。
1話からきゅんきゅん。リカも関口も下手したらぶりっ子で痛い女に見えそうなのに嫌味がなくて可愛い。
電話をかけるフリをする二人が可愛い。
2話
リカが部長と不倫してるのが衝撃。
不倫していながら完治が好きとは。
だったら教えてよ、人を好きにならない方法。これは考えさせられる台詞。
完治がさとみに告白。
部長は不倫しているくせにあいつと上手くかもとリカと完治をくっつけようとするのが意味不明。
三上は三上でさとみを好きとか言いつつ女を連れ込んでる。
さとみの親がラブホテルを経営してて机に落書きされたのを、完治が消したと思っていたら実は三上が消していたと知ったさとみの反応が切なくなった。
その表情を見て、こんな私で良かったらと言ってきたさとみを振る完治がまた切ない。
携帯がない時代でメモ書きですれ違いが起きたり、この時代ならではで楽しい。
すれ違いでずっと店で待ってたリカのところに雨の中走り出した完治に号泣してしまった。
3話
さとみと三上が結ばれた。
三上が女の子の連絡先を書いた手帳を燃やした。手帳を燃やすっていうのが時代。
ラストでリカが完治にセックスしよう！と言う。
4話
いきなり事後。
戸惑う完治に変わらず余裕のリカ。
リカが誘ったとはいえ、やけくそでリカを抱いた完治は酷い。
しかも三上とさとみの前で何の関係もないと言ったのがさらに酷い。
仕事も枕で取ったんだろはもう閉口。これはリカも怒る。
三上も三上で尚子に家までノートを持って来させて最低。
さとみはさとみで振ったくせに完治のことが好きな様子。
この中で一途なのは、ふざけて見えるリカだけ。
枕じゃないことが取引先の言葉で分かって、出張でいないリカのことを想う完治。
やっとリカの尊さに気付いたか。
出張から帰って完治を無視してるのにカンチと名前を書いた雪だるまをお土産に持って来たのが可愛すぎる。
公衆電話で会いたいと言う完治にきゅん。
会社で無視したおかえりを外でただいまと言うリカにまたきゅん。
無理難題を言うリカになんでも答える完治にきゅん。
愛してるよリカ
愛してるよ完治
で涙。
5話
最初のリカと完治のイチャイチャが可愛くて可愛くて。
こんなに見ててイライラしないカップルも初めてだし、こんなにイチャイチャをずっと見てたいカップルも初めて。
4人で温泉デートが可愛い。
布団敷かれて恥ずかしがるリカと完治が可愛い。
三上はまた尚子にちょっかいを出している。
三上とさとみは同棲を始めたけど、家に三上の元カノらしき人が来た。さとみが可哀想。
お嬢様に好かれやすい三上が罪。
完治の故郷、愛媛の映像が、木製の校舎が出てきたりして郷愁にかられる。
さとみの信じてるからの言葉で尚子に手を出すのを躊躇う三上だけど、あまりに軽すぎる。
完治のお誕生日ケーキに一緒に火をつけながら人生を振り返るのが素敵だった。
まだ24歳。二人とも大人っぽくて24歳に見えない。でも可愛い。
さとみと会ってたのを取引先の電話だと嘘ついて、リカが怒る気持ちがよく分かる。
何もなかったのだから正直に言えばいいのになんで嘘ついたのか。
6 三上は離れようとしたのに尚子が三上に、このまま結婚なんかしたくないと迫った。
7 トイレに家電を持ち込む完治。
さとみに別れ話をされて、やだよー！と泣く三上が切ない。
8 さとみが急激にビッチに。
プリッツゲームで積極的にするさとみ。
3人で会うとさとみが誘ったのにリカに言わなかった完治。最低。
リカのLA行きの話が出ている。
第二ボタンをさとみに三上と完治があげたエピソード。第二ボタンというワードに懐かしくなった。
三上の言う通り、完治にリカは勿体無い。
9 昔話に花を咲かせるさとみと完治。
やっぱり男は学生時代の女に惹かれてしまうのか。
リカに重いとまで言った。完治を見損なった。
エルトン・ジョンのYour songが流れたの懐かしい。イグアナの娘を思い出す。このドラマが先だったとは。
完治としてはリカのためを思ってと言ってるけどそう見えない。
リカはLAに友達もいて仕事もやりがいがさらに出るのに完治の傍にいたい。
本当にいい女。
三上と尚子が関係を結んでしまった。婚約者がいるのに尚子。
さとみが完治に告白した。リカと付き合ってるのを知っているのに。
待ち合わせしていたリカのところへ完治は行かず。
10 三上の時は待ってるだけだったから後悔したくないと引き留めたさとみ。
いや三上の時は貴女が彼女だったけど、完治は彼氏じゃないよねと。
別れ話をしようとする完治に別れたりしない！と縋るリカ。
尚子の式場に現れた三上。やっぱり親を裏切れない、結婚前に貴方と出会えて良かったと尚子。
好きでもない男と結婚する前に、好きな男に抱かれた尚子は賢い。
リカがいなくなった。
完治の故郷の愛媛に行ったと思った完治は故郷へ戻る。
母校の柱の自分の名前の横に赤名リカと彫ってあるのを見つけた。
探し回って、リカを見つけた。
11 最終回
愛媛を回る完治とリカ。
尚子は新郎を捨てて、三上の元へ行った。
尚子は賢いかと思ったけど、こんなことをするなんて。でも好きな人といられるのが幸せなのかな。
三上は遊び人だし幸せになれるのか疑問。
気が変わったら駅に来てと完治にお願いするリカ。
駅まで走った完治。
48分の電車に乗るからと言ったのに33分の電車に乗ったリカ。
借りたハンカチに「バイバイ カンチ」と書いて駅のホームにくくりつけていた。
すぐに追いかければ良かったのに、追いかけなかったからリカは見切りをつけたんだと思う。
電車の中で、写真を見て過去を思い出すリカ。
ラブラブだった時が切ない。
何でこんな良い女を選ばなかったの完治。
リカはロサンゼルスへ。
3年後
ロサンゼルスの支社を半年で辞めて、音信不通になったリカ。
尚子と三上が結婚。尚子はまだ両親に許してもらえていないとさとみ。
でも式場へ両親が来た。
三上は遊び人と思ったけど、ちゃんと責任取ったのかと驚いた。
完治とさとみが一緒にいるところへリカが通った。
さとみと完治は結婚していた。二人で同窓会したらとさとみ。
いま何をしているかは教えないリカ。
連絡先も伝えず。
またあの時みたいにせーので後ろを向いた二人。
完治！と呼ぶリカ。
切なかった。それまで永尾くんと呼んでたのに、最後に完治と呼んだのが。
さとみはさとみで、完治を信じてリカと二人きりにさせたのが大人になったなとうるうるした。
さとみと三上のつらい恋愛も、二人の成長に必要だった。完治とリカの恋愛も。
どれが欠けてもだめだった。
最後、屋上で景色を笑顔で見るリカ。
おわり。
ロケ地
愛媛県と東京都がロケ地
完治とリカが待ち合わせをしたマックス・ロードのロケ地
エクセルシオールカフェ渋谷桜丘店が2018年に閉店。
ラストシーンの屋上
日本青年館 2代目
2015年に解体し、2017年に3代目に。
5話までがピークだった。
完治とリカの幸せなシーンを見るのが楽しくて幸せだった。
リカは一人でも生きていける自立した女になったと思うし、完治よりもっと良い男と結婚するとは思う。
でも完治と結ばれて欲しかった。
それぞれの演技が光っていたドラマだった。
