忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

映画 雨に唄えば 感想あらすじ結末


1953年4月公開のアメリカのミュージカル映画。超有名作品。

雨の中で主人公のジーン・ケリーが歌っているシーンが有名。

ずっと見ようと思っていたのをやっと見た。



ダンスシーンがしつこく感じるけど面白かった。

主演 ジーン・ケリー
ヒロイン デビー・レイノルズ
相棒 ドナルド・オコーナー
社長 ミラード・ミッチェル
わがままな女優 ジーン・ヘイゲン


あらすじネタバレあり
銀幕の大スタードンは下積みから相棒のコズモと共に這い上がった。

ドンは俳優として成功し、コズモはピアニストとして彼を支えていた。

女優のリーナは初めドンを邪険にしていたが社長に気に入られたところを見て擦り寄る。

リーナはドンを好きになるが、ドンにその気はない。

ある日、ファンの大群から逃げて乗った車を運転していた女優の卵、キャシーと出会い、恋をする。

当時の映画は白黒で音声がなかったが、音声付きの映画が流行り始め、ドンとリーナも台詞を要求されるように。



ドンは上手くできたがリーナは声も変で演技も下手。試写会では音声のずれもあって笑い者になってしまった。
プレミア上映会までにそれを誤魔化すため、キャシーが吹替をする。

映画は大絶賛となったが、キャシーは自分がスターのままでいたいために、キャシーにずっと吹替をやらせろと社長を脅す。

観客の前でスピーチをしたリーナだったが、声が違う、歌を歌ってみろと観客に言われ、キャシーに幕の裏で歌わせる。

しかしその幕をドンとコズモ、社長が引き上げ、リーナの嘘はばれ、キャシーが本物の主演女優として脚光を浴びた。



ドンとキャシーは愛し合い、2人で雨に唄えばという映画に主演することになった。

キスして終わり。



ジーン・ケリーのダンスがすごい。顔が恐ろしく整っている。まさにスターの顔。
身長は意外に小さく、170cmだった。

ヒロインのデビーは小柄で可愛い。

敵役になったジーン・ヘイゲンは写真で見るとかなり美人。

意地悪い役をやったせいか、50代で喉頭癌で亡くなってしまった。
声が変な役をやって、原因ではないと思うけど、喉頭癌になってしまったのは可哀想。

ミラード・ミッチェルは1年後に50歳で肺癌で逝去。若すぎる。

主人公とヒロインは80代まで生きた。
ヒロインのデビーは2016年とわりと最近。



コロナ禍を経験せずに亡くなった人たちは幸せだと思った。

嫌われ役をやったジーン・ヘイゲンの演技が見事だった。バカっぽく見えるし、それでいて強かなところがしっかり表現されている。

ファッションショーのように華やかな衣裳を見れるのも楽しかった。お金がかかってる感じがする。

今は地味な服装が多いからこれくらい派手にやってほしい。
色とりどりのドレスが見れて楽しかった。

あらすじでドンがキャシーに吹替をやるように提案と書いてあるサイトがあるけれど、実際に提案したのはコズモ。

ドンはキャシーのキャリアを考え、一度断っている。その後、一度だけならと了承した。