忘却の都

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すぐ忘れるから書く(^ω^)

映画 引っ越し大名! 感想あらすじ結末

星野源が好きじゃないから見てなかったけど見てみたら面白かった。
星野源好きじゃないけど逃げ恥も面白かった。演技は好きなのかもしれない。



ネタバレあり。

高橋一生も好きじゃなかったけどカルテットで好きになった。高橋一生の演技はとても良かった。

天下三名槍御手杵を振るっている姿かっこよかった。敵が手で刃物を受け止めているのは痛そうだった。

あの手が切れるような場面は苦手。



あらすじは主人公の本の虫である星野源がお上に命令されて引っ越し責任者になる話。

親友である高橋一生が推薦して手伝う。

前任者である男は病で亡くなっていて、その娘は夫がいなく息子がいる。

娘は父親に充分な待遇が与えられなかったことを恨んでいた。

娘は高畑充希。娘に頼んで亡き父の引っ越し指南書を貰い、引っ越しに取り組む。



途中でミュージカルらしきものが始まったり演歌が始まったりコミカル。

丘みどりが妾として出て歌った。

引っ越し大名と呼ばれたのは及川光博

松平直矩役。実際にそう呼ばれていた。ここは実話。

柳沢吉保役に向井理

コミカルな内容だったのが後半になるとシリアスになる。



引っ越しをするには資金が足りず、商人に借りたり物を売ったり捨てたりした。

大切な本を全て燃やすシーンは印象的。燃やす前に全て頭に入れた星野源

高畑充希と後に結婚して息子を儲ける。

最初は頼りなかった星野源が、長い年月を経てしっかりものになる。

リストラのようなものがあり、引っ越しの際に何人かが武士から農民にされる。

あとで迎えに来ると星野源が言うも、言い渡された武士は切腹しかない!となるが、長く農業を営むうちに土に愛着が湧き、農民として生きていくことを選ぶ。



武士に戻ることを選んだ元農民は武士になって新たな引っ越しについていく。

これまでの仲間が武士に戻った姿と、しんでいった仲間の石碑と、農民として生きることを選んだ仲間の刀を及川光博に見せて、全て帰還した!と星野源



男色シーンがあったりなかなか攻めてる作品だった。及川光博の小姓役の松岡広大が可愛かった。2.5次元るろ剣やナルトで主役をやってる。

なぜ引っ越し(国替え)をお上がさせていたかという理由は、各地の大名の力を削ぎ、幕府に立て付かないようにさせるためだという。

引っ越しには莫大な金額がかかる上、移動することによりコネクションも途切れてしまうため。

商人に金を借りろ、金を借りて仕舞えばこっちのものだと役人が星野源に言い、星野源は悩むのだが、いつの時代も苦労するのは庶民だということがよく分かる。

そんな何億も使う無駄金があるなら他に使えと思った。