忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

アニメ映画 時をかける少女 感想あらすじ結末

女子高生がタイムリープする話。

2006年7月15日公開。

ネタバレあり。

男子2人と仲がいい主人公のまこと。

男子はこうすけとちあき。

ある日、理科の実験室でタイムリープの能力を手に入れたまこと。

まことは壊れた自転車に乗ったことにより、踏み切り事故でしにそうになり、その瞬間タイムリープが発動した。

能力をまことはプリンを食べたり、テストでいい成績を取るなど、ちょっとしたことに能力を利用していた。

そのことをまことは博物館で勤務している叔母に話した。



まことはちあきに告白されたことをなかったことにしたり、こうすけへの告白を成功させたりする。

こうすけが告白してきた女の子とまことの壊れた自転車に乗ったことにより、まことに起こる筈だった事故が起こってしまう。

タイムリープの回数を使い果たしてしまっていたまことはその事故を止めることができず、代わりにちあきが止めた。



ちあきは未来から来た人間だった。

ちあきは博物館に飾ってある絵を見るために過去にやってきた。

ちあきが理科実験室で落としたタイムリープの装置をまことが使用していたのだった。

ちあきも回数を使い果たしてしまい、未来に帰れなくなった。

そして、タイムリープの能力をまことに話してしまったことにより、ちあきはまことの前から姿を消さなければならなくなった。



ちあきは学校を自主退学した。

おばに諭されたまことは、ちあきが過去を戻したことにより1回戻った能力を使い、過去に飛んだ。

そして、理科の実験室の時へ戻った。

そこでちあきのことを好きな親友に自分の気持ちを告げ、ちあきの元へ走った。



まことはちあきに全てを話した。まことはちあきにあの絵を未来まで残すと約束する。

ちあきはまことに「未来で待ってる」と告げた。
まことは「うん。すぐ行く。走って行く」と言い、ちあきは消えた。

ちあきは留学のため退学ということになった。



まことはこうすけに、私もやることが決まった。と言うが、その内容は教えなかった。

こうすけのことが好きな後輩たちとキャッチボールをしながら、まことは清々しい表情をしていた。



感想
まことがすごい腹立つ。自己中で嫌い。

何で初めからちあきの告白を受け入れなかったのかと。
それで友達がちあきを好きなの分かってるのに嫉妬したり。

少女漫画ではありがちだけど、好きなくせに好きじゃない!て言って周りを振り回す展開が嫌いだし周りが可哀想。



細田守監督作品の中では1番面白いと思うけど、原作ありきだからこの人はジブリみたいに原作があった方がいいんじゃないかと思った。

まことは叔母のように学芸員になって絵を守るのかなと思う。

未来には川もなく、空も狭く、人も少なく、機械的な技術の発展以外の環境が劣悪と思われるから、それを阻止するための活動もするのかもしれない。

奥華子の歌う主題歌のガーネットに「いつか他の誰かを好きになったとしても」とあるように、ちあきとまことは物理的にも無理だし、別れたままだと思う。



レビューでこの作品の矛盾について書いてるのを見たらそれもそうだなと色々考えてしまった。

タイムリープものは矛盾を考え出すと厳しいのかもしれない。

仲里依紗が声優をしてるけど、なぜ素人はみんなこういう抑揚のない喋り方になるんだろう。

主人公がウザいのと諸々の矛盾に目を瞑れば楽しめるかもしれないアニメ。