昔、小説が流行っていた。
そこからアニメ化。泣ける。
2010年8月21日公開。
ネタバレあり。
確か天使が出てくる。
主人公はしんで、天使から生まれ変わるためのチャンスを与えられ、じさつした少年として生きることになる。
それは実は自分だったというオチ。
読むとタイトルの意味がわかる。自分の生きていた世界はモノクロではなくてこんなにカラフルだったんだと分かる、という話だったと思う。
映画館まで観に行った。
主人公のお母さんが不倫してて、その情事のシーンとハンバーグを手で作っているシーンを生々しく表現していて気持ち悪かった。
結局不倫はバレたけど、父も悪かったということでお咎めはなかったと思う。
主人公の性格は根暗でウザかった記憶。河童のクゥと夏休みの監督と同じ監督。
森絵都のこの黄色い本、よく覚えている。
読みやすい小中学生向けの本。
2021.8.15 見直したので追記。
主人公は天使のプラプラに生まれ変わるチャンスを与えられる。
まことという中学3年生の体にホームステイし、自分が犯した罪を思い出すという修行を行うことになる。
病院で目を覚ますところから始まる。
まことは仕事ができない父親、不倫していた母親、受験勉強をしていて愛想のない兄を持ち、友達がいなかった。
好きな女の子のひろかは売春をしていた。
ひろかが中年の男性とホテルに入って行ったのを見た直後、母親が不倫相手と出てきたのを見て、ショックで自さつする。
ホームステイの中でまことは精神的に成長した。
そしてまことは自分が自さつしたまこと自身だったと気が付いた。
プラプラは自分が自さつしたと気付けなかった魂だった。
人には色んな色があっていい、カラフルに生きてくださいと言う。
何度も再挑戦出来ないように、プラプラの記憶はまことの中から消された。
まことが描いた馬の絵にプラプラの絵が足された。
携帯電話にPという差出人から生きてる?とメールが来た。
まことは早乙女に僕、生きてる?と聞く。
まことは 誰かさんへ。僕は、生きてます。 と言った。
キャラデザは好きじゃないけど背景などのイラストが好き。懐かしい感じ。あと絵画がどれも綺麗。
ひろかが欲しいもののために売春してるのが気持ち悪いし、可哀想な子だと思った。高い服やバッグを買っていて親は気付かないのか。
途中で実写が出てくる。
主人公の性格が悪い。あのブスな眼鏡の女の子に対しての扱いが酷い。ちゃんと謝ったのは偉い。
早乙女くんと同じ高校に行きたいんだと家族の前で泣きながら話したところは泣けた。
エンディングはブルーハーツの青空をmiwaがカバーしている。