今年3月に最終回があってようやく見終わった。
一気見した。
1クール目のホームズ編がなかなかハマらず。3話で辻真先先生も脚本でいたのだけれど。
2クール目のトモエ編で面白いと思う回が何個か出てきた。
本筋のストーリーよりも、単発回が好きだった。
本筋は、ルパンの母親というトモエが出てきたけど、あまりそういう存在は好まない。
好きな回。
4話 ダイナーの殺し屋たち 脚本 押井守
洋画を見ているようなかっこいい雰囲気だった。ウェイトレスの正体にも驚きがあった。
10話 ダーウィンの鳥 脚本 押井守
なぜかこの話だけ作画が酷かったけど、不思議な世界観が良かった。4話といい、押井監督の世界観は引き込まれる。
15話 祝福の鐘に響けよ、銃声 脚本 金田一明
次元がモーレツにかっこいい回。
最初は違和感のあった次元の新しい声優の声が、気が付いたらもう全くなくなっていた。
17話 0.1秒に懸けろ 脚本 金田一明
パート6では一番好きな話。ルパン一味の連携が光る。
21話 うたかたの島へようこそ 脚本 篠塚智子
ギャグ回だけどヒロインがジブリっぽくて可愛い。
こうして見ると、面白いのは脚本家の力も大きいんだなと思った。
金田さんは新アニメどろろの脚本もしてた。
辻先生は旧アニメどろろの小説を書いてて、パイロットフィルムでは旧百鬼丸の声の野沢那智さんが片方のルパンの声をやってた。
パイロットフィルムは声優が別の2バージョンある。
カフェにも行ってたのに、肝心のアニメを全然見てなかった。次元の料理が美味しそうだった。
五ェ門のたすき掛けが可愛かった。不二子はかっこよかった。
最後の話で口紅を弾にしたのがよかった。
最終回でも一味の絆が見れた。
評判が悪く、確かに全体的にはつまらないとも思ったけど、単発回で良回が見れたのはよかった。
2015年のパート4が大好きだったんだけど、パート5の方が人気らしい。
ヒロインがロリっぽいのはあんまり好まないのだけど、今の人はそういう方がうけるんだろうか。
パート〜には入ってない中では、峰不二子という女がかなり面白かった。
それに続くような映画版も好きだった。子供向けより、ハードボイルドが好み。
峰不二子という女は2012年で、ちょうど10年前。もうそんな前かと驚く。リアタイして夢中で見てた。
映画の次元大介の墓標は2014年、血煙の石川五ェ門は2017年上映。どちらも映画館まで観に行った。
この3作品は大人路線でとてもよかった。絵の色も薄暗い感じ。
50年も作品を続けることは大変なことで、よく作ってくれたと思う。
テレビやアニメもなかなか見られない時代、資金もなく困難だと思うから、もう無理してパート7を作らなくてもいいという気持ちと、また新たな作品を見たいという気持ちがある。
また、ルパンだったら深夜放送じゃなくてもいいんじゃないかなとも思う。