忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

ドラマ ビーチボーイズ 1997年放送 感想あらすじ結末

反町隆史竹野内豊、ヒロインは広末涼子
踊る大捜査線と同じ年に放送されている。

ネタバレあり。

当時の大体の年齢

反町隆史 23歳
竹野内豊 26歳

広末涼子 17歳
マイク眞木 53歳
稲森いずみ 25歳



第1話
夏、変な奴がやって来た…同時に二人も

彼女に捨てられたヒモ男、桜井広海(反町隆史)と、仕事に失敗したエリートサラリーマン鈴木海都(竹野内豊)。

広海の車がガス欠になり、それを見た海都が助け、共に海まで向かった。

海のそばには民宿、ダイヤモンドヘッドがあった。ダイヤモンドヘッドは、和泉勝(マイク眞木)と孫の真琴(広末涼子)が営んでいる。



広海はここでバイトさせてくれと言う。海都は泊まるつもりだったが、海に財布を落としてしまった。
その後、海都は彼女に現金を送ってもらった。

張り切っていた広海だったが、勝は民宿を閉めると言う。真琴の母が真琴を東京に呼んだため。

東京に戻った2人だったが、再び海へ。

感想
2人ともかっこいい。私は反町派。演技はGTOの鬼塚そのものだった。
広末涼子はピチピチだけど、周りの女子生徒たちが老けてる。

めちゃくちゃエモい気持ちになった。
夏、海、青春。最高!ってなる。

反町隆史のForeverのイントロがまた懐かしい気持ちにさせる。
ポイズンもだし、反町の曲ってイントロが神。



第2話 私、ここにいたい
2人が戻ってきたので、民宿をしばらく続けることに。真琴はここにいたいと泣く。

広海の彼女によると、広海は過去に水泳でオリンピックでメダルを狙えるほどだったが、選考の前日に怪我をして、それから人生を休むようになってしまったと言う。

真琴は民宿に残れることになった。

感想
ギターが癒される。癒し。海の見える民宿に行きたくなる。
広末涼子可愛すぎ。



第3話 彼が残した忘れ物
海都に会いに行く広海と真琴。
海都は東京で成果を出した。そして仕事を辞め、民宿で働くと決めた。

感想
ネックレス買ってくれる広海かっこいい。ずっとかっこいいな反町隆史。お兄ちゃんな感じが最高。
エスカレーター駆け降りてくる海都面白い(笑)
一流商社を辞めて民宿で働くって凄すぎ。



第4話 優しさのある場所
春子が真琴にビンタし、子供に会いたくない親なんていないと言った。
勝が理由を真琴に話した。
そして、春子がずっと待っている手紙が、引き離された5歳の自分の息子からだったと分かった。

海都の元へ、上司が仕事に復帰するよう説得しに来た。しかし、海都は戻らなかった。

感想
すっごい泣いた。親子関係の話は弱い。

広海の「恋の告白ぅ〜?ラブラブあっちっち!」が笑った(笑)

上司が別の仕事場に来るの気まずい。

でも上司の、やりたいことができない、歳をとってからやろうと思っても、その時には大したことができなくなってる。人生ってそんなもんなんだろうなっていうのが泣けた。

なかなか、好きなことするって出来ないよなと思う。そういうが出来るのは、恵まれた一部の人だけ。

後悔したら全部あんたのせいにするよって海都が言って、たまんねぇなって広海が言うのがエモかった。



第5話 やって来た渚のライバル
広海が怪我をしてオリンピックに出なかったために代わりに出場した清水という男がやってきた。

桜井が出てればと周りに言われ続け、鬱憤が溜まった清水は、桜井に勝負しろと言った。

広海はわざと怪我したと仲間たちに話した。水泳は夢でも何でもないから、好きなんかじゃない、だから日の丸は重すぎたと。

勝に言われ、勝負をした広海。結果は敗北。
清水は晴々とした顔で帰った。

感想
山本太郎が出てくる。山本太郎、嫌な役似合うよなー。ずっと俳優やってて欲しかった。

それにしても反町隆史がスタイルから何から完璧でビビる。



第6話 それは花火で始まった
花火大会が近づく。春子が真琴のために浴衣を縫った。雨が降った。
真琴の母から浴衣が届いた。それを見た春子は、浴衣を渡さなかった。

広海たちは浜辺で打ち上げ花火をすることにした。
春子は真琴に届いた浴衣を着せた。

海都は花火を上げ、広海がその音を桜に電話で聞かせた。

感想
今だったらスマホで見せられるよなと思ったけど、見えないってところがドラマでいいんだよなとジーンとした。



第7話 彼がくれた勇気
みちえという女性がやってきた。毎年来て、掃除や料理をやらせるおばさん。桜も巻き込まれる。
みちえは小学2年の子供を海で亡くした。毎年その日に来ている。

広海と海都に諭され、みちえは海に入ることができた。

感想
他人に掃除させたり姑発言したり、ヤバいおばさんだなと思った。でも子供亡くして可哀想。帽子取りに海に入ってった勝さんかっこよかった。



第8話 彼らとともに夏が去る
8月ももう終わり。広海と海都がいなくなることを心配する真琴。

祐介が試験の結果に落ち込んでいた。海都が勉強を教え、広海と海都が夜食を作った。
その後の試験では上手く行った。

広海は、自分で夏が終わりと思うまでここにいると海都に言い、海都もまた、まだ残る意思を伝えた。

裕子がディズニーに行きたいと言ってみんなで行くことになるが、車が動かなくなり、みんなで押して行った。

感想
車押しながらディズニー行くとか無理でしょ!
昔はふらっと思い付きでディズニー行けたんだなって悲しくなる。今や予約必須。準備もガッツリしないといけない。
ディズニー連れてって!とおねだりして、よし行くか!って出来る時代、よかったなぁ。

真琴と広海が料理してる時に、真琴が包丁の使い方を習うのに手を重ねられてっていうベタな描写がときめいた。

ご飯が本当に美味しそうでお腹空く。



第9話 この想い、君に届けたい
春子の元彼が、父親の仕事の関係でシンガポールに息子と共に行く。息子は新しい母親を本当の母親と思っている。

春子のために元彼は民宿へ息子を連れてきた。一泊することになる。春子は実の母親とは息子に伝えない。
元彼は真実を息子に告げるかどうか、春子に任せるという。

春子たちはみんなで砂で大きな船を作った。
父親が迎えにきて、息子は帰って行った。

しかし、春子は広海と海都に頼み、息子たちの乗る船の見える高台まで登った。
そして遠くの船に向かって、いつまでも想っていると叫んだ。

感想
めちゃめちゃ泣いた。春子、可哀想すぎる。妊娠のつらさ、産むつらさ、子供のかわいさを味わった上で男に子供を取られるなんて。

私だったら絶対、本当の母だって言っちゃう。最後に大人組だけで飲みに行くっていうのもよかった。大人の男女の友情。

第10話 彼らの夏が終わるとき

夏が終わり、海の家を畳む広海と海都。
海の家を畳んだ後の楽しみ方を教える勝。

真琴の三者面談。母を呼びたくないと悩む真琴。悩んだ末、母に電話。
母は地元を出て行った理由を広海たちに話す。

勝は広海と海都に、お前たちの海は別にあると諭した。



感想
ったくと笑う広海がかっこいい。ベッドが当たってしんだフリするの可愛い。

リアルGがテレビに出てきてビビった。ガッツリ映されてる。今じゃクレームきそう(笑)

女で人生決めるなよって言う勝。広海と同じこと言ってる。
モテたいと思わなくなったら終わりよってマイク眞木だから言える。

急にホラーになったビビる。
田中好子見ると家なき子が浮かぶ。

真琴の母が、ここにいるとダメになる気がするから出て行った、というのが何となく分かると思った。

とても穏やかで幸せそうだけど、特に何もせず人生が過ぎていきそうと思ってしまう。どちらが幸せかは、本人の価値観次第。



第11 話 海への想い、永遠の別れ
サーフィンをやりたい勝。ウェアを注文し、海に入るが溺れてしまった。
波乗りがしたかったが、いつの間にか民宿のおやじになってしまったと話す勝。

体力をつけるためにランニングをする勝に付き合う広海と海都。
特訓の末、勝は波に乗ることができた。

真琴の心配からの忠告を守らず、1人で海に行った勝。
朝、真琴たちが起きて海へ行くと、ボードだけが浜辺にあった。

感想
冒頭からボロボロ泣いた。いつの間にか大切なことを忘れてしまう。よく分かる。
本当にやりたいこととか、どこかに書き留めておかないと忘れる。

人間が物事を達成できないのは、他の何が原因でもなく、目標が定まっていないからだという。
コロッケの取り合い面白かった。

勝が1人で海に行くの不穏すぎてやめてやめてやめてって思った。
そしたら、やっぱり。予告でネタバレされるとは。そしてサムネが内容にない映像に見えた。次の話のサムネだ。



第12話 最終回 さよならの夏…
必死で勝を呼ぶ広海と海都。勝は見つからなかった。そして、墓が建てられた。

海都は俺たちの海を探さなきゃならないと言うが、広海は他に行くところなんかないと言う。

春子は息子がまた来るかもしれないから、民宿を続けさせてほしいと真琴の母に頼んだ。
真琴も続けたいと言ったので、承諾した。

海都は悩む広海を激励する。
海都は桜に帰ると電話した。

広海も決心し、海を泳いだ。

そして、2人揃ってダイヤモンドヘッドを去る。
真琴は手紙を書いた瓶を海に投げた。

それは海外の南の海に流れ着いた。
少女が瓶を開けると、中には白い封筒が入っており、
「Thank you for wonderful summer
We are the BEACHBOYS & GIRLS!」と書いてあった。
そして中には広海、真琴、勝、春子、海都の写真が入っていた。笑顔になる子供たち。

感想
俺よりかっこいいやつ現れるまで男選べよ。って広海が真琴に言ったのが、真琴の気持ちを分かってたのかなーってキュンとする。

広海演じる反町隆史よりかっこいい人なんて現れるわけないだろ。天文学的確率だろ。

最後に手紙だけじゃなくて写真が入ってたのがよかった。
海都は普通に会社員に戻りそうだけど、広海な何になるんだろうな。やっぱり水泳のコーチかな。



総評
いちいち泣けるドラマだった。癒しの名作ドラマ。民宿の内装が可愛い。

岡田惠和の脚本。
いま、会いにゆきます世界から猫が消えたならの人と知って納得。

有名なのはちゅらさんだけど、見たことがない。
ちゅらさんも舞台が沖縄かだから、海が出てくる。見てみたくなった。

岡田惠和さんの数年前のインタビューも読んだけど、共感した。

反町と竹野内の髪がツヤッツヤ。みんなツヤツヤ。

面白かった。すっごく。最高。泣けた泣けた。

ビーチボーイズスペシャルでその後が見れる。あらすじを読んだらまさかの職業に就いてた。見たい!