忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

アニメ 薬屋のひとりごと 感想

話題になっていたアニメをやっと見た。原作は小説。漫画は2種類出されている。

一期を全部見て、二期は途中で離脱。

ブコメサスペンスという感じで、少女漫画の雰囲気。

ネタバレあり。



あらすじ
主人公は薬屋の少女、猫猫(マオマオ)17歳。
ある日、人攫いに遭い、宮廷で働くことに。

壬氏(ジンシ)という19歳の青年に見出され、毒見役になる。その後、壬氏に恋されて壬氏付きの侍女になった。



壬氏は美青年で宦官であるが、下半身の手術は受けていない男。

猫猫は宮廷で起こる毒さつ事件や怪奇事件を薬の知識で解決していく。



感想
1期はすごく面白かった。2期からもういいかなと思った。ジンシの絡みがちょっとネッチョリしている。かっこいいと言えばかっこいいけど。

でもまた気が向いたらみようと思う。




ホーム・アローン 感想あらすじ結末

ネタバレあり。

金曜ロードショー見逃したので、Huluで見た。

1990年公開、日本では1991年公開。

10年以上ぶりに見たような気がする。

あらすじ
8歳のケビンは家族、親戚と年末にパリへ旅行しに行くことになった。親戚含め、15人の大家族。

だが兄弟喧嘩を怒られ、屋根裏で寝かされたのを忘れられていた。

飛行機の中で気がついた母は、必死になってシカゴへ戻ろうとするが、年末なので混んでいて席が空いていない。



その頃家では、2人の強盗が入り込もうとしていた。
ケビンは人ごろしと噂される老爺と交流を図り、それがただの噂であることを聞く。

老爺は息子夫婦と絶縁状態にあるとケビンに語り、ケビンは勇気を出して連絡を取れとアドバイス

ケビンもまた彼から勇気をもらい、強盗と戦うことを決意。

一方、空港で受付と揉めていた母は、ある楽団の善意により、車にパリまで乗せてもらうことになり、一人乗り込んだ。



ケビンは上手く強盗たちを撃退していたが、とうとう捕まってしまった。そこに老爺がきて強盗をスコップで殴り、ケビンを助けた。

強盗は捕まった。

全てが終わった後、母が帰ってきて、ケビンと再会、その直後に他の家族も帰ってきた。

ケビンは強盗のことや、家であったことを何も言わず、ただ買い物など家事をしたことだけ話した。

外では息子夫婦と抱き締めあう老爺が。ケビンと目が合うと手を振ったので、ケビンも振り返した。

その時、兄の「ケビン、部屋に入ったな!」という声が響いた。



感想
泣けた。昔子供の頃見た時は、ケビンの可愛さが全く分からなかった。もっと可愛い子役がいるのではないかと思ってた。

今見ると可愛くて仕方ない。

父親の能天気さと、母親の必死さの差がエグい。

心配する姉、大丈夫に決まってるだろ!という兄。
フィクションではあるが、こういう、子供に関する危機管理の男女差というのはあるのかもしれないと考える。8歳で家に一人で何日もなんて、普通は心配だろう。

30年以上前の映画でありながら色褪せない名作だった。

日テレドラマ


オルフェウスの窓 外伝 感想あらすじ結末


ネタバレあり。

あらすじ
執事に連れ去られた子供が、本当の親を分からないまま成長。

執事は遂に捕まり、湖に飛び込んで自害。

泣いた息子だったが、住み込みをしていたところに住んでいた娘と結婚。自分たちにも子供が産まれた。

別の娘が好きだったが、血の繋がった兄妹だったため、諦めた。



感想
近親相◯繋がりすぎ。もはやそういう血筋なのかと。
オルフェウスの窓と関わると不幸になる。
ハッピーエンドとは言い難い。
執事は自己中だった。責任も取らずに自害とは。

子供の頃から育てられていれば、その人が親だと思うだろう。罪深い。

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劇団四季 舞台 ウィキッド 感想






初めて見てきたが面白かった。
歌が上手い。

然し乍ら、本場ブロードウェイの方を見てみたいと思った。

あまりハッピーエンドとは言えない終わり方で、前半は明るかったが後半暗くなり、悲しい結末になった。

ウィキッドオズの魔法使いに出て来る悪い魔女で、主人公のドロシーに成敗される。


前の方だったのでたくさん紙テープが飛んできた。



その魔女が実はいい魔女だったという話である。

あらすじ
ウィキッドと後に呼ばれる全身緑色の少女が、足の悪い妹のために付き添いで魔法学校へ行く。

見込まれて魔法を教え込まれる。

友人となったのは後にいい魔女と人々に好かれることになる明るい少女。

彼女たちは最初は喧嘩するも、後から親友になる。

しかし、この国を治める王のところへ行ったところで状況は一変する。



王はウィキッドの魔法の力を悪用し、動物たちから言葉や自由を奪った。

ウィキッドは追われる身となった。
友人の少女は、好いていた男と婚約したが、男はウィキッドを愛していた。

再会したウィキッドと男は愛し合うが、男が囚われ、助けるためにウィキッドが藁人形にした。

ウィキッドは自分が世間で悪い魔女のままでいるように、何も言わないようにと親友に言い残し、消えた。



しかし帽子の中から蘇ったウィキッド。親友にだけは真実を告げたいと言うも、男に止められる。

そして藁人形になった男とウィキッドは、どこか別の世界へと旅立って行くのだった。



感想
後半がとても暗い。
ヤギの先生が明朗快活だったのに、すっかり言葉を無くし、動物の様子になってしまったのがトラウマ。

大人向けだったと思う。

ウィキッドと男のラブシーンが長いし、顔近いのが気になった。

衣裳がとても凝っていた。主演の歌のうまさは流石だった。

前半の明るさのまま終わって欲しかった気持ちもあるが、人の心の複雑さを表現した名作だったと思う。

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映画ぼのぼの 1993年公開 感想あらすじ結末

YouTubeプレミア公開で初視聴。

1993年11月13日公開のぼのぼのの映画。

後に3Dでも映画化されている。

公開30周年記念で、YouTubeで無料プレミア公開された。
11/13より、各配信サイトで配信中。



テレビ版は何話か見てたけど、劇場版は初めて見た。

2002年の3D映画、クモモの木のことも見たことない。

3Dって苦手なんだけど、画像見てみたら毛がフサフサしてて可愛い。

キャスト、声優は、各キャラ、テレビ版とは声優が異なる。いがらし先生が出演されているとは驚き。
藤田淑子さんはどろろの歌を歌った方。

90年代のテレビ版は先日、サザエさんの花沢さんを引退した渡辺久美子

2016年から放送の2期からは、雪深山 福子さん。雪深山さんは、ぼのぼのがデビュー作。




ぼのぼの 藤田淑子
シマリスくん 馬場澄江
アライグマくん 屋良有作

アライグマくんのお父さん 大塚周夫

クズリくんのお父さん 熊倉一雄
クズリくん 雨蘭咲木子

ヒグマさん 佐々木優子
コヒグマくん 熊谷真弓

ぼのぼのくんのお父さん いがらしみきお

ショーねえちゃん 田中真弓
ダイねえちゃん 佐々木真奈美

ヒグマの大将 玄田哲章

スナドリネコさん 大塚芳忠



あらすじ
森に何かが来ると言われ、ぼのぼのたちは見に行った。いたのは牛だった。
毎年来ると言う。

スナドリネコとぼのぼのの過去も明かされる。
スナドリネコは傷だらけでぼのぼの親子に助けられた。

熊の大将と対決。大将は争いごとを起こさないようにすべきだという考えで、自分の子供が牛に踏まれそうになっても助けなかった。

子供は踏まれたが生きていた。

ぼのぼのはなぜ楽しいことが終わってしまうのだろうとスナドリネコに問うと、苦しいことも終わるためだと言った。

ぼのぼのに自分の顔をじっと見させ、ぼのぼのが飽きたと分かると、笑顔で明日俺の家に来い、思う存分俺の顔を見せてやると言った。



感想
おっとりとした雰囲気の映画だった。テレビ版のギャグ調をもっと抑えた感じ。哲学的でもあった。

楽しいことはなぜ終わるのかという問いに、苦しいことも終わるためさという答えはよかった。

また、飽きてきたら他のことをやればいいとおうのも。

大将が子供を助けなくて、しっかり踏まれてたのは衝撃だった。

90年台のテレビ版が見たくなった。
いがらし先生の意向で、ギャグアニメとして作られた。

確かに子供の頃見た時は、声出して笑うほど面白かった。

ハイヤ!ハイヤ!ハッハッハ!
↑この掛け声すごい好き。ギャグシーンで入るお祭りみたいな謎声。

意外にも48話しかなかったから、すぐ見終わりそう。1話12分だし。

大切なことを思い出させてくれるような、気付きを得られるような映画だった。




アニメ キャンディ・キャンディ 第23話〜第26話 感想あらすじ結末 天国へ行ったアンソニー

ネタバレあり。

23話あらすじ
子牛を売り、初めてお金を稼ぎ、初めてお金を使うことになったアンソニーとキャンディ。

ふたりはレイクウッドでメリーゴーランドに初めて乗ったり、ホットドッグを食べたり、占いをしたり。

教会の塔の中で鐘の音も聞いた。

感想
お金持ちなのにお金が減らない、となんとか使い切ろうとしているのが面白かった。

メリーゴーランドに乗ってるふたりが可愛かった。
アンソニーはホットドッグを食べたことがなく、ナイフとフォークを使おうとして、お坊ちゃま丸出しなのが良かった。

アンソニーの占いで2回も死神が出たのが怖すぎた。なにフラグ?



24話あらすじ
アンソニーはキャンディに亡くなった母のことを話し、もしも僕が死んだら、と言うが、キャンディはそんな話は嫌だと言った。

キャンディは不吉に感じ、ドロシーに話すと、ドロシーら祖母が好きなものを我慢して願い事を叶えたことを話す。

キャンディは大好きなパイを我慢したが、大叔母様が作ったパイを我慢して、怒られてしまった。



ドロシーは大叔母様に事情を話し、キャンディもアンソニーにカードなんか気にしないと言われ、パイを食べた。

アンソニーとキャンディは、親族で狐狩りで乗馬をした際、ふたりで別行動をしながら、キャンディが見た丘の上の王子様の話をしていた。

アンソニーは心当たりがある、小さい頃にママのそばに緑色の目をした少年がいつもそばにいたんだと話した。

その話をしていた際、アンソニーは事故で落馬した。



感想
パイが食べたくなった。キャンディがパイを食べなければ、アンソニーは落馬しなかったのだろうか。
よりによってなぜパイを作った大叔母様よ。

緑色の目をした少年の存在が気になりすぎる。
アンソニーの身が心配。



25話あらすじ
アンソニーが落馬により亡くなった。

キャンディは熱を出し、寝込んでいて葬儀にも出られなかった。家中が暗くなった。

ニールはアンソニーの服やモノをもらい、イライザは薔薇を貰おうとした。

キャンディは薔薇園はアンソニーの命だとイライザを止めた。

悲しむキャンディに、アニーが会いにきた。



キャンディはお屋敷にはアンソニーの思い出がありすぎると、屋敷を出ることを決意。

アンソニーがキャンディに送ったスウィートキャンディを持ち、アンソニーにポニーの家を見せるため、ポニーの家に戻った。

キャンディは丘の上にスウィートキャンディを植えた。



感想
悲しすぎた。キャンディの一番の味方だったし、最愛の人だったのに。
間違いなく、将来はキャンディの旦那さんになった。

前回のタイトルからしても、その前の占いからも不吉でフラグ立ちまくってたけど、まさか本当に亡くなるなんて思わなかった。

きつい展開すぎる。もう前々回の幸せなデートで終わって欲しかった。



キャンディは割と早く立ち直ってたけど、私が立ち直れなかった。

アニーがニコニコしてるのがムカついた。そんなすぐ元気出せない。キャンディは元気出したけど。

とんでもない鬱展開だった。昔の少女漫画は重い。

ニールとイライザがクソすぎた。

でも大叔母様がアンソニーを思い出すからと、薔薇も持っていっていいと言ったのに、キャンディはそれを止めて、自分は思い出がありすぎるからと家を出るのはどうなんだと思った。



26話あらすじ
キャンディはポニーの家で働きつつ、アンソニーを思い出し、上の空だった。

丘の上で、丘の上の王子様と、アンソニーと魂で語った。

シスターとポニー先生から、ジミーという少年は母を亡くしていると話し、小さな男の子も悲しみに耐えていると、前向きになろうとした。



キャンディはどちらが親分になるかと、ジミーとかけっこ対決や木登り対決をした。

キャンディが勝ち、ジミーのお陰で元気が出たと話し、キャンディはジミーと打ち解けた。



感想
お皿に描かれた馬の絵が美しかった。

アンソニーとの回想が泣けた。

キャンディにとって一生に一度の大恋愛だったと思うし、これ以上の人にはもう出会えないと思う。それくらい運命の人だった。

ジミーも母が亡くなって悲しいからと、前を向くキャンディが強すぎた。



母が亡くなるのも、最愛の運命の人が亡くなるのも、どちらも物凄く悲しいと思う。

キャンディはいつになったら安寧を得られるのだろうか。
あとあの占い師のおばさん凄腕すぎるから占って欲しい。