有名なアニメだから見てみた。
想像していたのと違った。
異世界から来た少年が地球に危機があって主人公に守って!てやってくるのかと思っていた。
実際は主人公たちの前世が関わってくるお話。特に地球に危機はない。
冒頭で恐竜が大きくなって滅び、人間も段々巨大化しているから滅びに向かっているのだという語りが入るから壮大な物語が始まるかと思ったらこじんまりとした話で終わった。
あの前フリ何だったんだ。
脇役かと思われた7歳の少年、輪(リン)は実は主役級で主人公である亜梨子(アリス)と前世で恋仲だった。
だけど前世で亜梨子(前世では木蓮)をレイ○したような話があった。
木蓮を汚した!と言われていて、亜梨子は嫌な事があって前世を思い出したくないんだという話になっていたからそれかなと。
でも感動的に木蓮と輪の前世である紫苑(シオン)の話が描かれていて、そんな暴行?されたのに好きだったの?とよく分からない展開。
輪が他のメンバーより歳下なのは、復讐に遭って生き残らされたから。
一人だけ長生きする薬を打たれた。他は病気により死亡。
それでもたった9年。長いといえば長いけど、そんな狂うほどか?と思った。
ミスリードを誘うためなのか、前世と似ている姿の人間がその人物とは限らず、他の前世の人物だった。
これで誰が誰だか分かりづらかった。
ただ、エンディングにこの人はこの人だよというような映像がご丁寧に流れていて、しょっぱなからネタバレ。
ぼくの地球を守って 全21巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]
漫画を読んだ人向けなのかなと思った。
ラストも主人公たちのその後をサラッとこんな事があったよという感じで流すのみ。
そこはきちんと最後まで描いて欲しかった。置いてきぼり。
おねショタ、BL好きには嬉しいアニメ。
メンバーの一人が前世は女で、その気持ちを引きずって親友にキスするシーンは見もの。
キスした後、泣きながらジョーダンに決まってんじゃん、バーッカ!て言うんだけどかなり乙女で笑える。
絵がとても美しく、流石OVAだと思った。