2021年のフランス映画。現在日本で公開中。
ネタバレあり。
あらすじ
ブラックボックスという飛行機に取り付けられたレコーダーで、飛行機墜落事故の原因を調査する主人公のマチュー。
原因をイスラム過激派のテロと突き止めるも、真実は異なった。
真相を突き止めようとする中で、妻の持っていたデータを勝手に持ち出し、妻が仕事をクビになってしまい、いざこざが起きる。
過去にミスしたことがあったため、誰からも信用されず、一人で調査を続けるマチュー。
そしてその中で、上司が失踪した真実も知る。
自分の友人であり、妻の友人でもある、飛行機自動操縦の会社の若社長が犯人だった。
墜落事故は、自動操縦に反対をしている愉快犯がパソコンで遠隔操作し、仕掛けたものだった。
少し脅すだけのつもりが、操縦の操作が利かなくなり、墜落した。
自動操縦の欠陥であることを隠すため、友人はマチューの上司を操っていたが、友人に上司は消されてしまった。
上司が残した真実を語ったビデオメッセージを川で見つけたマチューは、そのデータをパソコンで外部で送ったが、追手がやってきた。
マチューは車で逃げるも操作が利かなくなり、事故を起こして意識を失った。
若社長の自動操縦の記者会見で、妻は上司のビデオメッセージを流し、真実を暴露した。
妻は会場を出て行き、涙した。
感想
たぶん、マチューはしんでしまったのだと思うけど、明言はされていない。
耳から血を流していたし、もう音を聞けないという表現とも取れるけど、ラスト、妻が泣きながら歩いてたしやっぱり亡くなったのかも。
犬が車の窓ガラスに飛びついた時に本気でビビってしまった。
主人公のマチューの神経質さに途中イラッとしたけど、逃げ切って欲しかった。
敵から隠れて、データを送信するのに時間がかかってるところが一番ハラハラした。
妻が水原希子に似てる。マツダとかいう料理店の名前が出てくる。恐らく日本料理な気がする。
あとマチューお箸使ってた。検索したら本当にあった。MATSUDA。パリで本格お寿司が食べられるらしい。
単純だけど、そういう日本の文化が他国の映画で見れるのは嬉しい。
飽きることなく見れた面白い映画だった。