ジャニーズの山田涼介が主演でドラマ化している。現在放送中。
ドラマの放送がある前から読んでで、ちょうど終わりかけのところで放送始まってた。
あらすじ ネタバレあり
大学生の浦島エイジは二重人格。
彼は殺人鬼LLの息子。
女にはモテないけど、仲のいい友人を持ち、おちゃらけたところのあるごく普通の青年。
現在は養子として暮らしている。元の苗字は八野衣。
もう一つの人格はB1という父親の冤罪を晴らすために行動する、冷酷で手段を選ばない男。
実はB1が元の人格であり、エイジはB1が真の犯人を突き止めるために生み出した人格だった。
エイジは当初、もう一人の元の人格であるB1の存在を知らず、身の回りで起こる不可解な出来事を疑問に思っていた。
その最中で雪村京花という同じ大学生の彼女ができた。
京花は幼少期に母親から苛烈な虐待を受けており、父も姉も見て見ぬ振りで助けてもらえなかった。
姉の白菱凛は子供の頃は母に同調していたが、嫌気がさし家出を決意。妹の京花も連れて行こうとしてやめたが、後悔していた。
北海道で夜の仕事をしながら生活することになった凛の面倒を、B1の父であり、世間では殺人鬼LLとして知られている八野衣真が見ることになった。
そこにはエイジの義父である浦島亀一も関わっていた。
浦島亀一は凛を殺害した。それにより凛の母は自殺し、京花は虐待の地獄から解放された。
そして、京花はLLの信者となり、LLの息子であるエイジに近付いた。
後に八野衣真が犯人ではなく、真犯人は義父である浦島亀一だと知るが、亀一がエイジを息子だと言ったことで喜ぶ京花。
京花を愛しているエイジは京花のために自ら、人格を殺した。
京花はそれを裁判でB1から唯一の理解者であるエイジを殺したと言われ後悔し、号泣した。
B1は脱獄後、再投獄されていたが2年で出所。
かつて自分のことを好きだった畑中葉子の墓参りをした。
エイジのことが好きで、B1の復讐に協力していた真明寺麗と再会。麗は探偵事務所を設立していた。
B1が驚かされた時に耳を触っていたため、麗はB1の中でエイジが生きていると確信した。
感想
めちゃくちゃ省いて核心だけ書いた。
面白かった。ドラマは見てない。
麗の正体って結局何だったのかよく分からない。なんであんな大金持ってたのか。
子供の頃に凛に遊んでもらってて、凛の喉に穴が開けられて椅子に縛り付けられてるのを助けなかったと思い込んだトラウマで、事件の真相を追うようになったというのは分かるのだけど。
京花が最後に絶望で終わったのはよかった。あいつは救われちゃいけない女。
父親に葉子を拷問させ、殺したことは忘れない。
毒親だったからとか関係ない。毒親だからって理由で無関係の他人を殺害していい理由にはならない。やるなら自分の親をやれ。
最後までエイジが戻って来なかったのは寂しかった。
