初めて見てきたが面白かった。
歌が上手い。
然し乍ら、本場ブロードウェイの方を見てみたいと思った。
あまりハッピーエンドとは言えない終わり方で、前半は明るかったが後半暗くなり、悲しい結末になった。
ウィキッドはオズの魔法使いに出て来る悪い魔女で、主人公のドロシーに成敗される。
前の方だったのでたくさん紙テープが飛んできた。
その魔女が実はいい魔女だったという話である。
あらすじ
ウィキッドと後に呼ばれる全身緑色の少女が、足の悪い妹のために付き添いで魔法学校へ行く。
見込まれて魔法を教え込まれる。
友人となったのは後にいい魔女と人々に好かれることになる明るい少女。
彼女たちは最初は喧嘩するも、後から親友になる。
しかし、この国を治める王のところへ行ったところで状況は一変する。
王はウィキッドの魔法の力を悪用し、動物たちから言葉や自由を奪った。
ウィキッドは追われる身となった。
友人の少女は、好いていた男と婚約したが、男はウィキッドを愛していた。
再会したウィキッドと男は愛し合うが、男が囚われ、助けるためにウィキッドが藁人形にした。
ウィキッドは自分が世間で悪い魔女のままでいるように、何も言わないようにと親友に言い残し、消えた。
しかし帽子の中から蘇ったウィキッド。親友にだけは真実を告げたいと言うも、男に止められる。
そして藁人形になった男とウィキッドは、どこか別の世界へと旅立って行くのだった。
感想
後半がとても暗い。
ヤギの先生が明朗快活だったのに、すっかり言葉を無くし、動物の様子になってしまったのがトラウマ。
大人向けだったと思う。
ウィキッドと男のラブシーンが長いし、顔近いのが気になった。
衣裳がとても凝っていた。主演の歌のうまさは流石だった。
前半の明るさのまま終わって欲しかった気持ちもあるが、人の心の複雑さを表現した名作だったと思う。