忘却の都

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すぐ忘れるから書く(^ω^)

百鬼夜行抄 1巻 感想 夏目友人帳との比較

1995年発表の漫画で、まだ連載中。

夏目友人帳がこれをパクったと言われまくっているので早速読んでみた。

面白かった。夏目よりもクオリティが高いと思う。

そもそも昔の漫画っていうのはこれに限らず、全体的に昔の方が絵も内容も凝っている。

頭のいい人、勉強家が多い印象がある。



絵がデジタルになって、良さが失われている人もいる。手描きに勝る味はないと今でも思っている。

デジダルの良さも分かってはいる。向き不向きがあるというだけ。

さて、百鬼夜行抄夏目友人帳が似ているということだが、確かに設定や雰囲気は似ていたけれど、丸パクリというわけではなかったし、双方の作品の良さがあったから、これを読めば夏目は読まなくていいやとはならなかった。



緊張感が夏目よりもあった。夏目の方は主人公が基本的に守られていて、危険な目に遭うことがほぼない。遭っても大した怪我とかもしない。

対して百鬼夜行の方は、命を守ってくれる妖怪はいるものの、緩い守り方のため腕を7針も縫う大怪我をしていた。

夏目よりも怖くて、薄暗い雰囲気。

最後に昼の月という短編があったが、最後がよくわからなかった。
主人公と恋人は、幽霊になってしまったということなのか。



2007年にドラマ化している。ドラマ化してるのに何故かアニメ化してない。

アニメ化すればもっと認知度上がるだろうに。

この雰囲気のまま、アニメ化して欲しい。後からアニメ化すると、こっちが先なのに、夏目のパクリ!と言う人が出てきそう(笑)

部屋の掃除をしていて、隅に妖怪2匹がいた場面が怖かった。

続きが気になる。尾白と尾黒が可愛い。

こんな長期連載でまだ連載中で、29巻ならすぐ追いつきそうだ。

1巻はKindle読み放題で無料で読める。