忘却の都

忘却の都

すぐ忘れるから書く(^ω^)

劇団四季 舞台 ウィキッド 感想






初めて見てきたが面白かった。
歌が上手い。

然し乍ら、本場ブロードウェイの方を見てみたいと思った。

あまりハッピーエンドとは言えない終わり方で、前半は明るかったが後半暗くなり、悲しい結末になった。

ウィキッドオズの魔法使いに出て来る悪い魔女で、主人公のドロシーに成敗される。


前の方だったのでたくさん紙テープが飛んできた。



その魔女が実はいい魔女だったという話である。

あらすじ
ウィキッドと後に呼ばれる全身緑色の少女が、足の悪い妹のために付き添いで魔法学校へ行く。

見込まれて魔法を教え込まれる。

友人となったのは後にいい魔女と人々に好かれることになる明るい少女。

彼女たちは最初は喧嘩するも、後から親友になる。

しかし、この国を治める王のところへ行ったところで状況は一変する。



王はウィキッドの魔法の力を悪用し、動物たちから言葉や自由を奪った。

ウィキッドは追われる身となった。
友人の少女は、好いていた男と婚約したが、男はウィキッドを愛していた。

再会したウィキッドと男は愛し合うが、男が囚われ、助けるためにウィキッドが藁人形にした。

ウィキッドは自分が世間で悪い魔女のままでいるように、何も言わないようにと親友に言い残し、消えた。



しかし帽子の中から蘇ったウィキッド。親友にだけは真実を告げたいと言うも、男に止められる。

そして藁人形になった男とウィキッドは、どこか別の世界へと旅立って行くのだった。



感想
後半がとても暗い。
ヤギの先生が明朗快活だったのに、すっかり言葉を無くし、動物の様子になってしまったのがトラウマ。

大人向けだったと思う。

ウィキッドと男のラブシーンが長いし、顔近いのが気になった。

衣裳がとても凝っていた。主演の歌のうまさは流石だった。

前半の明るさのまま終わって欲しかった気持ちもあるが、人の心の複雑さを表現した名作だったと思う。

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映画ぼのぼの 1993年公開 感想あらすじ結末

YouTubeプレミア公開で初視聴。

1993年11月13日公開のぼのぼのの映画。

後に3Dでも映画化されている。

公開30周年記念で、YouTubeで無料プレミア公開された。
11/13より、各配信サイトで配信中。



テレビ版は何話か見てたけど、劇場版は初めて見た。

2002年の3D映画、クモモの木のことも見たことない。

3Dって苦手なんだけど、画像見てみたら毛がフサフサしてて可愛い。

キャスト、声優は、各キャラ、テレビ版とは声優が異なる。いがらし先生が出演されているとは驚き。
藤田淑子さんはどろろの歌を歌った方。

90年代のテレビ版は先日、サザエさんの花沢さんを引退した渡辺久美子

2016年から放送の2期からは、雪深山 福子さん。雪深山さんは、ぼのぼのがデビュー作。




ぼのぼの 藤田淑子
シマリスくん 馬場澄江
アライグマくん 屋良有作

アライグマくんのお父さん 大塚周夫

クズリくんのお父さん 熊倉一雄
クズリくん 雨蘭咲木子

ヒグマさん 佐々木優子
コヒグマくん 熊谷真弓

ぼのぼのくんのお父さん いがらしみきお

ショーねえちゃん 田中真弓
ダイねえちゃん 佐々木真奈美

ヒグマの大将 玄田哲章

スナドリネコさん 大塚芳忠



あらすじ
森に何かが来ると言われ、ぼのぼのたちは見に行った。いたのは牛だった。
毎年来ると言う。

スナドリネコとぼのぼのの過去も明かされる。
スナドリネコは傷だらけでぼのぼの親子に助けられた。

熊の大将と対決。大将は争いごとを起こさないようにすべきだという考えで、自分の子供が牛に踏まれそうになっても助けなかった。

子供は踏まれたが生きていた。

ぼのぼのはなぜ楽しいことが終わってしまうのだろうとスナドリネコに問うと、苦しいことも終わるためだと言った。

ぼのぼのに自分の顔をじっと見させ、ぼのぼのが飽きたと分かると、笑顔で明日俺の家に来い、思う存分俺の顔を見せてやると言った。



感想
おっとりとした雰囲気の映画だった。テレビ版のギャグ調をもっと抑えた感じ。哲学的でもあった。

楽しいことはなぜ終わるのかという問いに、苦しいことも終わるためさという答えはよかった。

また、飽きてきたら他のことをやればいいとおうのも。

大将が子供を助けなくて、しっかり踏まれてたのは衝撃だった。

90年台のテレビ版が見たくなった。
いがらし先生の意向で、ギャグアニメとして作られた。

確かに子供の頃見た時は、声出して笑うほど面白かった。

ハイヤ!ハイヤ!ハッハッハ!
↑この掛け声すごい好き。ギャグシーンで入るお祭りみたいな謎声。

意外にも48話しかなかったから、すぐ見終わりそう。1話12分だし。

大切なことを思い出させてくれるような、気付きを得られるような映画だった。




アニメ キャンディ・キャンディ 第23話〜第26話 感想あらすじ結末 天国へ行ったアンソニー

ネタバレあり。

23話あらすじ
子牛を売り、初めてお金を稼ぎ、初めてお金を使うことになったアンソニーとキャンディ。

ふたりはレイクウッドでメリーゴーランドに初めて乗ったり、ホットドッグを食べたり、占いをしたり。

教会の塔の中で鐘の音も聞いた。

感想
お金持ちなのにお金が減らない、となんとか使い切ろうとしているのが面白かった。

メリーゴーランドに乗ってるふたりが可愛かった。
アンソニーはホットドッグを食べたことがなく、ナイフとフォークを使おうとして、お坊ちゃま丸出しなのが良かった。

アンソニーの占いで2回も死神が出たのが怖すぎた。なにフラグ?



24話あらすじ
アンソニーはキャンディに亡くなった母のことを話し、もしも僕が死んだら、と言うが、キャンディはそんな話は嫌だと言った。

キャンディは不吉に感じ、ドロシーに話すと、ドロシーら祖母が好きなものを我慢して願い事を叶えたことを話す。

キャンディは大好きなパイを我慢したが、大叔母様が作ったパイを我慢して、怒られてしまった。



ドロシーは大叔母様に事情を話し、キャンディもアンソニーにカードなんか気にしないと言われ、パイを食べた。

アンソニーとキャンディは、親族で狐狩りで乗馬をした際、ふたりで別行動をしながら、キャンディが見た丘の上の王子様の話をしていた。

アンソニーは心当たりがある、小さい頃にママのそばに緑色の目をした少年がいつもそばにいたんだと話した。

その話をしていた際、アンソニーは事故で落馬した。



感想
パイが食べたくなった。キャンディがパイを食べなければ、アンソニーは落馬しなかったのだろうか。
よりによってなぜパイを作った大叔母様よ。

緑色の目をした少年の存在が気になりすぎる。
アンソニーの身が心配。



25話あらすじ
アンソニーが落馬により亡くなった。

キャンディは熱を出し、寝込んでいて葬儀にも出られなかった。家中が暗くなった。

ニールはアンソニーの服やモノをもらい、イライザは薔薇を貰おうとした。

キャンディは薔薇園はアンソニーの命だとイライザを止めた。

悲しむキャンディに、アニーが会いにきた。



キャンディはお屋敷にはアンソニーの思い出がありすぎると、屋敷を出ることを決意。

アンソニーがキャンディに送ったスウィートキャンディを持ち、アンソニーにポニーの家を見せるため、ポニーの家に戻った。

キャンディは丘の上にスウィートキャンディを植えた。



感想
悲しすぎた。キャンディの一番の味方だったし、最愛の人だったのに。
間違いなく、将来はキャンディの旦那さんになった。

前回のタイトルからしても、その前の占いからも不吉でフラグ立ちまくってたけど、まさか本当に亡くなるなんて思わなかった。

きつい展開すぎる。もう前々回の幸せなデートで終わって欲しかった。



キャンディは割と早く立ち直ってたけど、私が立ち直れなかった。

アニーがニコニコしてるのがムカついた。そんなすぐ元気出せない。キャンディは元気出したけど。

とんでもない鬱展開だった。昔の少女漫画は重い。

ニールとイライザがクソすぎた。

でも大叔母様がアンソニーを思い出すからと、薔薇も持っていっていいと言ったのに、キャンディはそれを止めて、自分は思い出がありすぎるからと家を出るのはどうなんだと思った。



26話あらすじ
キャンディはポニーの家で働きつつ、アンソニーを思い出し、上の空だった。

丘の上で、丘の上の王子様と、アンソニーと魂で語った。

シスターとポニー先生から、ジミーという少年は母を亡くしていると話し、小さな男の子も悲しみに耐えていると、前向きになろうとした。



キャンディはどちらが親分になるかと、ジミーとかけっこ対決や木登り対決をした。

キャンディが勝ち、ジミーのお陰で元気が出たと話し、キャンディはジミーと打ち解けた。



感想
お皿に描かれた馬の絵が美しかった。

アンソニーとの回想が泣けた。

キャンディにとって一生に一度の大恋愛だったと思うし、これ以上の人にはもう出会えないと思う。それくらい運命の人だった。

ジミーも母が亡くなって悲しいからと、前を向くキャンディが強すぎた。



母が亡くなるのも、最愛の運命の人が亡くなるのも、どちらも物凄く悲しいと思う。

キャンディはいつになったら安寧を得られるのだろうか。
あとあの占い師のおばさん凄腕すぎるから占って欲しい。



アニメ キャンディ・キャンディ 第15話〜21話 感想あらすじ結末 荒ぶるトム

ネタバレあり。

15話あらすじ
メイドのドロシーがメキシコへ行くことに。メキシコの人手が足りないため。
イライザがキャンディを盗っ人として濡れ衣を着せた。
アニーのリボンも盗ったと言われる。
アニーがポニーの出だとバレないために真実を言えなかった。
キャンディはドロシーの代わりにメキシコ行きを命じられる。

感想
キャンディの小屋の前に監視カメラつけたくなった。



16話あらすじ
メキシコ行きを決心したキャンディだったが、使用人たちによると、仕事が厳しいだけでなく、時々山賊が農場を襲うと言う。
嫌がるキャンディ。

使用人たちがキャンディのためにお別れパーティーを開いた。

その様子を見ていたアンソニーがメキシコ行きを止めることを決意。

ニールの寝込みを襲い、真実を吐かせたアンソニーら三銃士。

しかしメキシコからの使者、ガルシアが予定より早く着いてしまい、連れて行かれるキャンディ。

アンソニーたちは追いかけたが間に合わず、キャンディのために3人でバプパイプを吹いた。

感想
ニールが布被せられて、ポカポカ殴られてるのが笑った。
ガルシアがキャンディを見て、「細っこいから豚みたいに太らせてからじゃないと使えねーな」と言うのが怖過ぎた。

三銃士がバブパイプの吹くの良かった。



17話あらすじ
キャンディはメキシコへの道すがら、金銭に苦しみ、同じようにメキシコへ行くウォルターという一家と合流。
一家には子供が4人おり、そのうちの一人が赤ん坊で、道中熱を出した。
キャンディは御者から馬車を奪い、医者の元へ走らせた。

メキシコへ赤ん坊を連れて行くなんて無茶だと言われた一家は、母と赤ん坊だけ町に置いて行くことを決意。

しかし、キャンディが親子が離れ離れはいけないと言い、アンソニーから貰った薔薇を薔薇愛好家に高値で売り、一家をメキシコで働かなくていいようにした。

キャンディは御者の元へ戻った。

感想
一日にコップ一杯のお水しか貰えないキャンディ可哀想過ぎた。
というかキャンディの人生がいい加減過酷すぎるし、周りの人たちも金持ち以外、過酷。

アンソニーの薔薇、そんなに高額で売れたのかと驚いた。

キャンディも逃げればいいのに逃げないの優しすぎる。



18話あらすじ
キャンディを売り飛ばそうと計画しているガルシア。
夜に山賊が襲ってきた。
金目のものがないからところされそうになったガルシアは、キャンディを差し出した。

しかし、キャンディからもらったクロスを見て、キャンディを助けに戻ったガルシア。

ガルシアはキャンディにクロスを返した。

逃げている途中で、キャンディは人攫いに捕まってしまった。

感想
ご飯を作ってもらい、宝物であるクロスまでもらったのに、キャンディを売り飛ばすガルシア最低だ。
だけどクロスを見て後悔して戻るの偉い。
キャンディは自らの人柄で不幸から救われている。
でも結局人攫いに。さすがメキシコ。治安が最悪。



19話あらすじ
大きな屋敷に連れて行かれ、身なりを整えられたキャンディ。
ロンドンのジョルジュという人間の仕業らしい。
ミシシッピ船場まで連れて行かれたキャンディだったが、逃げ出した。

追っ手と遭遇した三銃士が車を交換し、キャンディを追った。
しかしその車を見たキャンディはさらに逃げた。そして運良くアンソニーの家に着いた。

三銃士がウィリアムに手紙を書いたことで、キャンディはアードレー家の養女になった。

ジョルジュはウィリアムの右腕だった。

感想
キャンディは攫われたと言っているのに、信じないメイドたちにイラついた。
三銃士が何でわざわざ車を交換したのか謎だった。そのせいでキャンディが勘違いした。

でも運良く戻れたのは良かったし、養女にもなるとは。なぜロンドンに連れて行こうとしたのかは謎。



20話あらすじ
アードレー家の養女になったキャンディ。
ニールの悪事を三銃士がキャンディの前で懲らしめた。

キャンディはアンソニーに告白。
そしてパーティーに参加。

感想
今までの苦労が報われた。
キャンディがドレスアップした姿を見て母親を思い出すアンソニー。アンソニーの母はどうしたんだろう。

宝石やリボンが光っているのが可愛かった。

キャンディのウェディングドレス姿が出るのも可愛かった。アンソニーの妄想。妄想の中ではアンソニーが髪伸びてる。

キャンディのずっと一緒にいようという提案を断り、幸せって自分で掴むものよと言うドロシー、心が綺麗すぎる。



21話あらすじ
イライザがポニーの家出身のトムの牛乳馬車と事故に遭った。
牛乳がめちゃくちゃにされ、怒るトム。

アンソニーはイライザの怪我を介抱するため、立ち去るが、トムは逃げるのかと怒った。

トムはアードレー家でキャンディと再会。

アンソニーの味方をしたキャンディに、心まで金持ちになったのかと怒ったトム。

アンソニーはトムに謝ったが、トムがアンソニーを殴り、殴り合いに。そして和解。

トムとアンソニーは友達になった。

牛乳運びを手伝ったアンソニーとキャンディは、エルロイ大叔母様に怒られ、アンソニーは山荘に、キャンディは屋敷から出ないように言いつけられた。

アンソニー伝書鳩を使い、キャンディを励ます言葉を送った。

感想
服を着るのも何もかも世話されるの窮屈そう。ドロシーが敬語になって寂しい。

懐かしのトム。
金持ちになると話が通じなくなるのか!?とトム怒ってたけど、どう見てもトムの方が話が通じない。

殴り合いで解決って。でもトムの牛乳美味しそう。
エルロイ大叔母様は頭が硬すぎる。だけどこの時代の貴族というのはこういうものなのさもしれない。



表参道 新潟館ネスパス 閉店後 移転 初来訪感想

漫画家の東村アキコが紹介してたから行ってみた。
食事処が気になったけど、11時からで早く行ったから開いてなかった。



来年4月に銀座に移転し、リニューアルオープン予定。
表参道よりは縮小するらしい。

銀座は他にもアンテナショップがいっぱいあるんだとか。

特に欲しいと思うものはなかった。銀座なら沖縄と、高知のアンテナショップが好きかな。




漫画 家族対抗殺戮合戦 最終回ラスト 感想あらすじ結末

ピッコマで読破。

ピッコマで次の話を購入したらギフト券貰えると出たけど、全部買ってしまったから使うところなかった。

ネタバレあり。


あらすじ
主人公 鞠山雅彦は家族に軽視されるサラリーマン。妻と認知症の母、学生の息子と娘が1人ずつ。

ある日、町内放送が響き渡り、人形たちが開催する突然家族対抗のレクリエーションに強制参加させられた。

街が偽物の街になり、参加家族以外の人々がいなくなり、食糧も消えた。

家族対抗のレクリエーションに勝つと、景品として食料が貰える。しかし、負けると最下位の家族が、誰か1人生贄を差し出さないとならない。

勝ち残った一家族だけが元の世界へ帰れると言う。


しかし、実は過去に主人公たちが犯した罪により人形たちから恨まれており、勝ち残っても元の世界へ帰れないことがわかった。

過去の罪というのは、かつて町に住んでいた男性と、その子供を迫害し、住んでいた小屋に火を放って焼き殺したことだった。

実は子供は父親が床下に隠し生き残っており、レクリエーションにせいらから静香に名前を変えて参加していた。

本人は施設で育ち、記憶を無くしていた。静香が子供の頃に道で拾った人形が、代わりに復讐していた。



最終回ラスト
偽物の町は焼き殺された男性が作っていた小さな箱庭であり、火事で燃えたため、最後も燃えることになるとわかった雅彦は脱出するため、壊れて裂け目が入ったと日記に書いてあった場所を探す。

しかし人形に邪魔され、雅彦は氷にされてしまった。
雅彦が最後に力を振り絞って描いた絵を、静香が人形にし、生き残っていた子供達を助け、子供たちは裂け目から無事元の世界へ脱出した。

それから15年の月日が流れた。



子供達は大人になり、それぞれ結婚して子供ができたり、就職したり、店を営んだりしていた。
雅彦含め、亡くなった人たちは元には戻らなかった。

雅彦の子供が結婚し、娘が生まれ、幸せに暮らしていた。
しかしある日、娘が人形を拾ってきた。

まさかあの人形ではないかと父親が取り上げたが、あの人形ではなかった。安堵する面々。

大人たちが寝静まった後、取り上げられた人形ではない、何かに話しかける娘。

明日の朝から?何をやるの?楽しみ!と話している。
ピンポンパンポーンと、15年前のように町内放送が鳴った。



感想
バッドエンドかよ!後味悪い。
主人公たちが亡くなっただけでしんどいのに。
せめて子供たちはもう解放してあげてよ。

まだ恨んでいるのか?人形のせいらに連れられて静香はどこかへ行ったけど、どこへ行ったのだろうか。まさか天国ではないだろう。

家族の絆を描き、ハッピーエンドになるかと思わせてこの不穏な結末。しんどい。



何もかも夢だったら良かったのに。なんでこの結末にしたんだ。

他のクズ家族は生き返らなくていいし、クズな野本と社長が焼死体になったのはよかったけど、ラーメン屋の御夫婦とか罪もないのに。

すごく面白かっただけに、ラストが残念だった。

オルフェウスの窓といい、最後が納得のいかない漫画ばかり立て続けに読んでいて消化不良だ。

走馬灯株式会社の作者で、あれも面白かった。

人の人生が全てディスクに保存されており、見れるというものなんだけど、子供の頃にディスクを事故で壊されて親にも存在を忘れられ、彷徨うことになってしまった男の話がつらかった。

後味の悪い話にするのが得意で、それが面白い作風なんだろうけど、この話はハッピーエンドがよかったなぁ。
子供の頃のこととはいえ、罪は消えないということか。



漫画 オルフェウスの窓 外伝 コラージュ 感想あらすじ結末

全10話ですぐ読み終わった。

オルフェウスの外伝は2種類あってこっちは池田理代子先生が描いたもの。もう一つは別の人が描いてるらしい。

ネタバレあり。

イザークの友人、ラインハルトを、母と不倫していた怒りから打ち殺したヴォルフィが記憶を無くして成長し、血の繋がった妹と子作りしてしまい、そこから悲劇が続くというお話。



あらすじ
母はラインハルトとの子供を産んでおり、ヴォルフガングは婚約者がいながらその娘、マラベルと恋に落ちてしまった。

婚約者はマラベルの親友、ドリィだった。

ヴォルフガングはウルフと呼ばれており、マラベルはドリィに婚約者と紹介される前に出会い、恋に落ちてしまっていた。

一度は離れたマラベルだったが、母親の再婚相手に手を出されて家出し、ウルフに保護されて一線を超えてしまった。



親友の結婚ならと祝福しようとしたドリィだったが、一線を超えたと聞いて冷静さを無くし、ウルフの運転していたハンドルを取って事故に追いやった。

病院に駆けつけたウルフの父と、離れて住んでいた母により、ウルフはマラベルが実妹と知る。

マラベルもその場で知り、行方をくらませた。ウルフは予定通りドリィと結婚。

マラベルはウルフとの子を孕っていた。



時が経ち、マラベルの息子、クリストファーはレストランでピアニストをしていた。
そこへドリィの娘、クレアが家出してウェイトレスとして働くことに。

惹かれ合うふたり。

しかし向かいに住んで見守っていたマラベルの友人がクリストファーにクレアが実妹であることを伝え、クリストファーは身を引いた。



再び時が流れ。クレアには娘ができた。夫は既に他界。
娘はピアニストの彼氏との結婚を認めてほしいと言う。

しかしクリストファーが身を引いた本当の理由を知らないクレアは、ピアニストは碌なものじゃないと猛反対。

母のドリィに説得され、会うだけ会ってみることに。

彼氏はクリストファーの息子だった。

しかし、クリストファーが拾った子で血縁関係にはないため、息子たちの結婚を認めてあげてほしいとクレアに話すクリストファー。



娘たちの結婚は認められた。

そして、ドリィから実は夫の裏切りがどうしても許せず、一度だけ裏切ったことがある、その時の子供がクレアだと告げた。

これにより、クレアがクリストファーと血縁関係にないとことがわかり、娘と共にW結婚式を挙げた。



感想
運命近すぎ。血がかなり近いのに普通に子供が産まれてしまったのが残念。

最後、ドリィは普通に他の男と子供作ったことを暴露していたけど、クレアとしてはショックじゃないんだろうかと思った。

自分の父親が父親じゃなかったわけだし。

それよりもクリストファーと結ばれる幸せの方が上回ったか。

マラベルがひたすら可哀想だった。1人で倫理にそぐわない子供育てて大戦で亡くなるなど。

最後、マラベルの子供と私の子供が結婚して家族になったのよとドリィが喜んでたけど、ドリィは結構なサイコパスだと思った。