ネタバレあり。
金曜ロードショー見逃したので、Huluで見た。
1990年公開、日本では1991年公開。
10年以上ぶりに見たような気がする。
あらすじ
8歳のケビンは家族、親戚と年末にパリへ旅行しに行くことになった。親戚含め、15人の大家族。
だが兄弟喧嘩を怒られ、屋根裏で寝かされたのを忘れられていた。
飛行機の中で気がついた母は、必死になってシカゴへ戻ろうとするが、年末なので混んでいて席が空いていない。
その頃家では、2人の強盗が入り込もうとしていた。
ケビンは人ごろしと噂される老爺と交流を図り、それがただの噂であることを聞く。
老爺は息子夫婦と絶縁状態にあるとケビンに語り、ケビンは勇気を出して連絡を取れとアドバイス。
ケビンもまた彼から勇気をもらい、強盗と戦うことを決意。
一方、空港で受付と揉めていた母は、ある楽団の善意により、車にパリまで乗せてもらうことになり、一人乗り込んだ。
ケビンは上手く強盗たちを撃退していたが、とうとう捕まってしまった。そこに老爺がきて強盗をスコップで殴り、ケビンを助けた。
強盗は捕まった。
全てが終わった後、母が帰ってきて、ケビンと再会、その直後に他の家族も帰ってきた。
ケビンは強盗のことや、家であったことを何も言わず、ただ買い物など家事をしたことだけ話した。
外では息子夫婦と抱き締めあう老爺が。ケビンと目が合うと手を振ったので、ケビンも振り返した。
その時、兄の「ケビン、部屋に入ったな!」という声が響いた。
感想
泣けた。昔子供の頃見た時は、ケビンの可愛さが全く分からなかった。もっと可愛い子役がいるのではないかと思ってた。
今見ると可愛くて仕方ない。
父親の能天気さと、母親の必死さの差がエグい。
心配する姉、大丈夫に決まってるだろ!という兄。
フィクションではあるが、こういう、子供に関する危機管理の男女差というのはあるのかもしれないと考える。8歳で家に一人で何日もなんて、普通は心配だろう。
30年以上前の映画でありながら色褪せない名作だった。