忘却の都

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すぐ忘れるから書く(^ω^)

にいちゃん 感想あらすじ結末

ネタバレあり。

BLコミック。著者 はらだ。

ショタコン犯罪者とそれに恋する少年のお話。

小学生の頃に手を出されて逃げ出し、両親に見つかるも“にいちゃん”の家の場所は親に教えず、にいちゃんは逃げる。

あの時、受け入れていれば良かったと思う高校生になった主人公。



にいちゃん (Canna Comics)

同級生の女子に告白され付き合うも、にいちゃんに同性愛者だとバラさせられる。

一方の彼女も実は好きでもなく主人公と付き合っていた。



主人公の父親もショタコンで子供に手を出していた。その子供がにいちゃんだった。

大人になっても両親からまともな人間になるようにと矯正されるにいちゃん。

耐えきれずに飛び出し、大学生になった主人公と結ばれる。

主人公の元カノは実はレズビアンで女子と付き合い始めた。



にいちゃんとの生活に溺れる主人公だったが両親には言い出せないまま、にいちゃんと共にたばこや薬にハマり、自分は間違っていないと自分に言い聞かせていた。


にいちゃん (Canna Comics)

面白かった。

こんなに都合よく同性愛者が集まるかと思うけどそこは漫画。



それと元カノである舞子も主人公のゆいに似た波長を感じ取ったのだろう。

ヒメゴトと似たような気持ち悪さがある漫画。

面白くて一気に読めるのだけどどこか後味が悪い感じ。

にいちゃんもゆいも何もなければ同性愛に目覚めるようなこともなかったのだろうなと。

にいちゃんの両親がめちゃくちゃにされたと嘆くのも分かる。