ネタバレあり
原作の実写映画版をだいぶ前に見た。
実写版より好き。実写版はラストが消化不良だった。
よく覚えてないけど、主人公の女の子が電車に乗った時点で、もういいやって両親から逃げることを諦めた。
アニメ映画は見たことがないまま、DAOKO×米津玄師の打上花火は好きでずっと聴いてた。
アニメでは、もう少しファンタジー色が強くなっていた。そして、ハッピーエンド。
様々な二人の未来が見えた。その中にライバルの男の子の方とヒロインがもしも夏祭りに行っていたならというシーンがあったのも良かった。
打ち上げ花火が丸いか平たいか
ストーリーの中に何度も出てくるこのテーマ。
現実世界の正解は、基本的には丸いけど種類によっては平たいものもあるが正解。
酷評が多いこのアニメ映画だけど私は楽しめた。
ラストがちょっと意味不明だった。なぜ主人公がいなかったのか。私の考察だとたぶん、ヒロインに会いに行った。
花火を見るとこの前のあやかし夜市を思い出す。
あの話の中で花火は高価な品だった。
打ち上げ花火と、主人公たちの人生を掛けていると考えた。
見る角度によって異なると思われる打ち上げ花火。
色んなもしもの世界。でもやっぱり丸い。全ては一つの世界になっている。
そういう意味だと思った。
見て良かった。映画館に行けば良かった。